ハイドロキノンとトレチノイン!ニキビに効果があるのは?

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ハイドロキノンとトレチノイン

 

 

ハイドロキノンとトレチノインは、ニキビ治療に効果があるといわれています。どちらがニキビ治療に効果的なのか気になるところです。

 

ハイドロキノンは美白に強く、トレチノインは美容全般に効果が高いイメージがあります。

 

ニキビに効果があるのはどちらかというと、トレチノインに軍配が上がりますが、美白効果があるのはハイドロキノンになります。

 

トレチノインといえば、ディフェリンゲルの主成分としても知られています。

 

ディフェリンゲルは注意して使えば怖くないニキビ特効薬!

 

しかし、ハイドロキノンとトレチノインを一緒に使うと、ニキビ治療の効果がアップするのはご存知でしたか?厳密にはニキビ治療だけでなく、美白効果もアップします。

 

ディフェリンゲルの記事でも書いたのですが、ディフェリンゲル単体ではニキビ跡に効果を発揮できないのですが、トレチノインを併用すれば対処することができます。

 

このハイドロキノンとトレチノインを併用したケア方法には、「東大方式」や「オバジ式」などがあります。

 

ハイドロキノンとトレチノインを上手に利用すれば、効果的にニキビ治療をすることができます。しかし効果的な分、副作用の心配もあります。

 

ですので、正しい知識を知ったうえで利用していただきたいので、ハイドロキノンとトレチノインとニキビについて、詳しくまとめました。

 

 

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ハイドロキノン

イチゴやブルーベリー、コーヒーなどに含まれる天然成分ハイドロキノン。効果や副作用についてまとめました。

 

ハイドロキノンの効果

ハイドロキノンは、肌の漂白剤と呼ばれるほど美白効果抜群です。ハイドロキノンには、シミの生成のもとになるメラニンの抑制作用と、メラニンの色を薄くする還元作用があります。

 

つまり、これから出来るシミをブロックすることと、今できているシミをうすくする効果が期待出来るということです。

 

ニキビに関して言えば、毛穴の黒ずみやニキビ跡の色素沈着に効果が期待できるということになります。

 

メラニンの抑制作用

そもそもシミって、メラニンの増加によって作られるのですが、これにはシロチナーゼという酵素が関わっています。

 

このシロチナーゼが抑制できれば、メラニンの増加を防ぐことができ、新しいシミを作らず、今あるシミを進行させないことが可能になります。

 

ハイドロキノンには、このシロチナーゼの抑制作用があるのでメラニンの生成も抑制することができるのです。

 

メラニンの還元作用

ハイドロキノンは、もともとは写真の現像やゴムの酸化防止剤として使用されていました。今の美白のイメージとは少し違いますよね。

 

そもそも美白作用が発見されたのは、写真を現像していた人の肌が白くなったことからなんです。

 

 

しかし効果があるのはありがたいのですが、それなりに強い成分であることから、日本では2001年の薬事法の規制緩和まで、化粧品の成分として使用されることはありませんでした。

 

そんな背景があるので、使用方法や注意事項をきちんと守りトラブルが起きないようにしたいものです。

 

ハイドロキノンの副作用

ハイドロキノンの副作用と言われる症状は、炎症や赤みです。あとは、白斑(はくはん)が出る可能性があるということです。(実際にハイドロキノンで白斑になったという症例はないそうです)

 

白斑というのは、皮膚の一部の色が白く抜け落ちる原因不明の皮膚病です。これはメラニンが消失することにより起こります。

 

しばらく前に、大手国産メーカーの美白化粧品で白斑が問題になりましたが、こちらの大手メーカーさんが使用していた成分はハイドロキノンではありません。

 

 

これらの副作用を防ぐためには、長期の使用をしないことと、濃度が高いものを使用しないこと。

 

一般的に2%~4%程度の濃度であれば肌に大きな負担をかけることはありません。

 

ハイドロキノンの注意点

ハイドロキノンの使用時に注意しなければならない事があります。それは紫外線対策です。

 

ハイドロキノンは美白成分なのに、なんで紫外線対策しないといけないんだと不思議に思いますよね。

 

 

メラニンはシミなどを作る働きとは別に、紫外線からのダメージから肌細胞を守ってくれる防御機能も持ちあわせています。

 

メラニンが作られなくなると、シミが出来ない反面、紫外線のダメージを受けやすくなり、しわやたるみなどの光老化を引きおす原因となります。

 

ですので、ハイドロキノンを使用中は、紫外線対策を十分にするようにしましょう。

 

ハイドロキノンとトレチノイン

 

トレチノイン

トレイチノンはビタミンA誘導体で美容成分の宝庫として、美容セレブの間ではマストアイテム。

 

市販はされておらず、病院での処方のみになります。こちらも効果、副作用などについてまとめました。

 

トレチノインの効果

ターンオーバーの促進効果NO1の成分です。その他にも皮脂分泌抑制作用や、美容成分のコラーゲンやヒアルロン酸の生成を活性化する働きがあります。

 

トレチノインに似た成分のレチノール(ビタミンA)配合の化粧品が市販されています。

 

美容の万能成分として人気があるのですが、トレチノインには、レチノールの50~100倍の効果があると言われています。

 

トレチノインは、日本では美容成分の王様みたいに言われていますが、アメリカでは若返りやにニキビ治療に効果があるとFDAから認可されています。

 

FDAというのは、日本でいえば厚生労働省みたいなところです。

 

美容先進国のアメリカ政府の公式機関に認可されているのだから、トレチノインの効果は本物です。

 

トレチノインの副作用

トレチノインの副作用と言えば、赤み、ヒリヒリ、乾燥して皮がむけることです。ディフェリンゲルも成分がトレチノインなので、同じような症状です。

 

これは、副作用というよりは随伴症状で、完治するためには通らなくてはならない道なので、お医者さんと相談しながら、使用量や使用回数を減らすようにしていきましょう。あとは保湿もきちんとしていきましょう。

 

トレチノインの注意点

トレチノインは基本的に、妊婦さんは使用してはいけません。なぜならトレチノインは私たちの身体に存在する成分なのですが、大量に内服すると、奇形が生じることが動物実験からわかっているからです。

 

塗り薬としては問題ないとされていますが、生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、むやみに使用しない方が安全です。

 

ハイドロキノンとトレチノイン

 

ハイドロキノンとトレチノインを併用しよう

ハイドロキノンとトレチノインを併用することで、ニキビ治療や美白が効果的になります。

 

ハイドロキノンは、メラニンの還元作用と抑制作用から、毛穴の黒ずみやニキビ跡の色素沈着、シミを薄くして新しいシミを作らない効果があります。

 

トレチノインは、ターンーオーバー促進効果から、古い毛穴の詰まりを解消して、古いシミを非出する効果があります。

 

つまりニキビ治療としては、毛穴の黒ずみやニキビ跡の色素沈着を薄くして、毛穴の詰まりを解消。

美白効果としては、シミを薄くしてとシミを作らない。そして古いシミを排出できるということです。

 

さらにハイドロキノンは、トレチノインと併用することで浸透がよくなります。そんなことから、東大方式という毛穴治療や、オバジ式という肌再生理論が生まれました。

 

東大方式の毛穴治療

東大方式はその名のごとく、東大病院の美容外科が推奨している方法で、東大式トレチノイン療法ともいいます。

 

この東大方式は、トレチノインと濃度の高いハイドロキノンを使用するので病院で受けることになります。この療法は東大以外での病院でも受けることができます。

 

 

この東大方式では、ニキビの根源ともいえる毛穴対策

 

角化異常(角質が異常に厚くなること)を止める
皮脂の過剰分泌を抑える
毛穴周辺の皮膚の黒ずみを除去

 

全てを解決してくれます。

 

東大方式のやり方

洗顔

保湿化粧水

ビタミンC誘導体の化粧水

トレチノイン

ハイドロキノン

保湿剤

日焼け止め

 

この時に、トレチノインは効果を出したい箇所からはみ出さないように塗って、ハイドロキノンはその上から、はみ出すように塗っていきます。

 

これを朝晩2回、2~3か月の期間(1クール)で行います。症状などで個人差はありますが、だいだい2~4週間でメラニンが排出されます。

 

これを何回か繰り返すのですが、1クール終わったら1か月ほど休みます。というのは、長く続けていると耐性ができてしまい、効果が出なくなるからです。

 

また、この治療をするとダウンタイムと言って、炎症や皮向け、ヒリヒリして痛みが出てきますので、肌にやさしい化粧品を使用しましょう。

 

日焼け対策も大切なので、紫外線吸収剤の入っていない肌にやさしい日焼け止めやファンデーションを使用しましょう。

 

オバジ式の肌再生理論

オバジ式とは、アメリカの皮膚科学者オバシ氏が提唱する、肌再生理論(スキン・ヘルス・レストレーション理論)に基づいて作られた治療システムです。

 

肌再生理論というのは、一般的な肌表面のトラブルのみのケアをするのではなく、肌内部の、表皮基底細胞、メラノサイト、線維芽細胞の機能を正常化して、耐久性のある肌に導くというものです。

 

簡単にまとめると、もともと肌が持っている本来の力を高めて、健康な肌にしましょうということです。

 

そのために、ハイドロキノンによるメラニン産生抑制、トレチノインによる表皮細胞の活性化とターンオーバー促進を組み合わせました。その治療システムがオバジ式です。

 

オバジ式は、6週間を1サイクルとして、3サイクル18週間の治療期間が必要になります。

 

こちらも簡単にまとめると、東大方式を効果を少し弱くしたものというイメージです。

 

東大方式と比べ、顔以外の変色(輪乳)やニキビ跡には少々物足りなさを感じるようです。しかし、治療の強さを調整できる柔軟性はあります。

 

オバジ式を日本で受けるには?

日本では、このオバジ式の講習を受けた医師のみが処方できるOBAGI スキンヘルスプログラム(ZO)があります。

 

また、ロート製薬からObagiシリーズのスキンケアラインが販売されています。こちらはドラッグストアなどで市販されていますので気軽に購入し使用することができます。

 

ロート製薬のObagiシリーズは、オバジ氏の肌再生理論に基づいて、安全性と効果を両立されて作られました。オバジ氏が監修とかしているわけではないようですが、認知はしているようです。

 

効果的からいうと、ロート製薬のObagiシリーズよりもOBAGI スキンヘルスプログラム(ZO)が高いです。

 

東大方式、オバジ式、どちらにしても医師の指導が必要なので、使ってみたいと思われたら、必ず病院にいきましょう。

 

ハイドロキノンとトレチノインの塗る順番は?

ハイドロキノンとトレチノインの塗る順番は、東大方式でも紹介したように、トレチノイン⇒ハイドロキノンという順番になります。

 

塗り方はトレチノインは効果を出したい箇所からはみ出さないように塗って、ハイドロキノンはその上から、はみ出すように塗っていきます。

 

ハイドロキノンとトレチノインの治療期間

ハイドロキノンとトレチノインの治療期間は、東大方式でもオバジ式でも最低6週間くらいになります。もちろん個人差はありますよ。

 

メラニンの排出までに、2~4週間かかりますからね。

 

まとめ

ハイドロキノンとトレチノインと2つを比べた場合には、ニキビにはトレチノインの方が効果が高いです。

 

しかし、ハイドロキノンとトレチノインを併用することで、トレチノインでカバーしきれなかったニキビ跡にも効果を発揮することができます。

 

 

効果の高い分、副作用や随伴症状の心配もありますので、ハイドロキノンとトレチノインを併用する時は、病院に行ってくださいね。

 

トレチノインは、基本的に病院で処方されるのですが、海外輸入で手に入れる方法もあります。トレチノインの自己判断での使用は危険ですので、絶対にやめてくださいね。

 

ハイドロキノンの高濃度クリームも海外輸入できますが、こちらも危険ですので注意してくださいね。

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