白ニキビを潰すか潰さないか?とても悩むところです。
白ニキビが出来ると気になって、どうしても触りたくなります。だったら、潰してしまえ!って思いますよね。
自分で潰してしまっても大丈夫なのかしら?それに血が出てきたらどうしようって心配になりませんか?
でも、そんな心配はいりません。白ニキビは、潰してもいいニキビなのです。きちんとした方法で潰せば、ニキビを悪化させることもなく早く治すことが出来ます。
正しい方法で潰せば、ニュルっと白いものが出てくるだけで、血が出ることはありません。
血が出てしまうのは、赤ニキビなどの炎症を起こしている場合か、潰すときに皮膚に傷をつけてしまったような時です。
ざっくり、白ニキビは潰してしも大丈夫とお話しましたが、なぜ大丈夫なのか?潰す方法など詳しく説明していきますね。
この記事の目次
白ニキビを潰してもいい理由とは?
白ニキビを潰してもいいのはなぜか説明していきます。そもそも白ニキビってニキビの初期症状。まずはニキビの進行過程を見てください。
白ニキビ(毛穴に皮脂が詰まった状態)
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黒ニキビ(皮脂が空気に触れて酸化して黒くなった状態)
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赤ニキビ(アクネ菌の繁殖による炎症)
↓
黄色ニキビ(炎症の悪化、化膿)
↓
ニキビ跡(色素沈着、皮膚の陥没)
このような状態でニキビはひどくなっていきます。
しかし、白ニキビは毛穴に皮脂が詰まった状態で炎症は起こしていません。ですので、この毛穴に詰まった皮脂を取り除けば、アクネ菌も繁殖しないのでニキビがひどくなることがありません。
炎症を起こしていないのなら、乱暴にニキビを潰さなければ血が出ることもなく、いつもの健康なの状態に戻ることが出来るのです。
しかも早く元のきれいな状態の肌に戻すことが出来ます。
白ニキビのケアせず、このままの状態にしておくと、アクネ菌は皮脂が大好きなのであっという間に赤ニキビができてしまいます。
ですが、白ニキビを潰してしまえば皮脂が無くなるので、アクネ菌が増殖することもありません。
アクネ菌は肌の常在菌で、人の肌には必ずいて肌が健康な時は、肌を細菌から守る役割をしてくれています。
しかしアクネ菌は皮脂が大好きなので、毛穴に皮脂が詰まると、喜んで食べに行き、ニキビを作る悪い菌になってしまうのです。
白ニキビを潰すとニキビ跡が出来てしまう?
白ニキビは、潰すと早くニキビを治す事が出来ます。
しかし正しい方法で潰さないと、ニキビ跡になってしまうというデメリットもあります。どうしてかというとニキビを潰すときに、細菌が入り込んだり、必要以上に皮膚を傷つけてしまう事があるからです。
細菌が入り込んだ場合は、化膿して黄色ニキビができてしまいます。皮膚を傷つけてしまった場合は、血が出たりニキビ跡ができてしまいます。
そもそも、巷ではニキビを潰すとニキビ跡ができてしまうという噂が流れています。
それはニキビを潰すからニキビ跡が出来るのではなくて、ニキビを潰すときに皮膚を傷つけてしまうからなのです。
これからニキビの潰し方を紹介するのですが、自分でニキビを潰す場合はすごく注意が必要です。
白ニキビの潰し方
白ニキビの潰し方なのですが、病院でやってもらう方法と自分で出来る方法があります。
病院でやってもらう場合は、保険が適用になりますよ。
病院で潰す面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)
病院で潰してもらう方法は、面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)。
面皰というのはニキビのことです。面皰圧出とは、ニキビの中に詰まっている膿や皮脂、古い角質、産毛などを出す治療法です。
先端に穴が開いている金属製の棒の、面皰圧出器という器具でニキビに穴を開け、膿や皮脂を押し出します。この治療法は保険適用内です。
ちょっとお値段が高くなりますが、手術などで使用されている炭酸ガスレーザーを使う治療法もあります。
面皰圧出器という器具を使う点は同じなのですが、前処理として炭酸ガスレーザーを使う事により、穴は小さく開けられるので傷を最小限にできます。
自分で潰すならコメドプレッシャー
自分で潰す方法は、コメドプレッシャーという器具を使います。
コメドプレッシャーを使い膿や皮脂を出すというやり方は、病院での治療と同じです。
白ニキビを潰すために用意する道具
・コメドプレッシャー
・ピンセット
・消毒液(マキロンなど)
コメドプッシャーには、毛穴や汚れを押し出す平らな面と、ニキビの中の膿や皮脂をからめとる斜めのループがそれぞれ両端についています。
コメドプッシャーは、薬局などで手軽に買う事ができます。
白ニキビを潰す手順
1、手や器具を消毒する
2、ピンセットで、ニキビの表面を少しだけ潰し穴を開ける
3、コメドプレッシャーで皮脂を押しからめとる
4、患部を消毒する
お風呂上りは肌や手が清潔ですし、肌が柔らかくなっているので白ニキビの中身を出しやすいです。
コメドプレッシャーは、力を入れすぎると肌を傷つけてしまいますので注意してくださいね。
白ニキビを潰したあとのケア
白ニキビを潰した後のケアが一番重要ですよ。ここで気を抜くとデメリットである、ニキビを悪化させたり、ニキビ跡の原因になってしまいます。
ニキビを潰して皮脂を出したら、すぐにマキロンなどで消毒しましょう。ここで放っておくと、細菌が侵入してしまいますよ。
そしてすぐに、にきび薬を塗布して肌の修復を促しましょう。ニキビ薬がない場合は、傷の塗り薬でも大丈夫です。
オロナインを使って効果があったという話も聞きますので、後日検証してみたいと思っています。今のところは、結果がわからないので、おすすめはしません。
最近のニキビ化粧品は、殺菌やニキビの修復作用があるので、毛穴の引き締めのために使用するのもありです。
できればビタミンC誘導体が入っているものがおすすめです。ビタミンC誘導体には、抗炎症作用と、皮脂分泌抑制作用があるからです。
潰さずに白ニキビを治す方法
今まで白ニキビを潰して治す方法を紹介してきましたが、潰さずに治す方法も紹介しておきますね。
白ニキビを治す方法は
・皮脂を過剰に出さない
・日常生活の見直し
・肝はファンデーション
皮脂を過剰に出さないためには、肌を乾燥させないことと食べ物に気をつけること。肌全体の保湿を怠らないでくださいね。
そして脂っぽいものや、甘いもの、炭水化物を食べ過ぎない事。
ストレスを溜めない生活を心掛けて、シャンプー剤などのすすぎ残しに気をつけましょう。
一番大切なのは、ファンデーションでニキビを隠さない事。厚塗りして隠せば隠すほどニキビは悪化するし、化粧崩れが激しくなります。
できれば、2~3日ファンデーションを塗らなければいいのですが、どうしてもつける場合は固形のファンデーションを薄くつけましょう。
まとめ
白ニキビは正しい方法で潰すと早くよくなります。出来るだけ、白ニキビのうちに治してしまうのがニキビ治療の早道です。
しかし自分で潰す場合は、注意が必要です。ですので、自信がない場合は病院で潰してもらうことをおすすめします。保険適用になりますからね。
一度潰した白ニキビが復活しない為にも、皮脂を抑えることが大切です。
普段の食生活や日常生活を規則正しくするだけで、ニキビを予防することができます。基本的なことですが、忘れないでくださいね。
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